【タロット考察】大アルカナ_Ⅰ.魔術師

前回の記事に引き続き。今日も描きます。

Ⅰ.魔術師

てるてるちゃんタロット(ウェイト版タロット風)

情熱を表す赤い薔薇と、純粋さを表す白い百合に囲まれ

右手に空高く魔法の杖*1を掲げ、

左手は大地を指して、天地のエネルギーを示す

頭上には無限を表す無限大∞のマーク

腰には永遠を表す古代のシンボル、自らの尾を咬んだ大蛇ウロボロス

テーブルの上には、四大元素をそれぞれ象徴した小アルカナを構成するスート、「棒(ワンド)」「聖杯(カップ)」「剣(ソード)」「金貨(ペンタクル)」

何でも創りだすことができる。

クリエイティブな意志と無限の可能性。

1はスタートを表す1で、0の何もないところからの1への流れはまさに、無から有へ生み出す創造エネルギーに満ちている感じです。

西洋占星術でも「1」という数字は牡羊座=始まりを表す星座であるのと同じように、魔術師の「1」も独創的で物事のはじまりや新しい状況を意味します。このカードが出たときは、明確な意思のもとに行動してよいときなのだと解釈しています。

机の上には、四元素を象徴したスートが揃い、準備満タンといった感じです。

足りないものはなく、チャレンジする勇気があります。

頭の上にある無限大∞のマークは、タロットでは伝統的に”レムニスケート(lemniscate)と呼ばれ、まさに何でも作り出せることを示しています。

何か問いかけてこのカードを引いたとき、それを知るのはあなたで、全てが揃っていて、あとは貴方が行動していくだけだ、と、魔術師のカードは告げています。

もし、このカードが悪い意味としてでるとするならば、準備不足。

魔術師は「どの道具を使えばいいのか…」と優柔不断。

いずれにしても心の迷いが出てしまい、次のアクションに移れないといった感じです。魔術師の良いところが出ていません。

つまり自信が持てていないため、スタートができないのです。

今は準備段階であることを教えてくれています。

そんなときは、準備をしっかりし、技術習得に励むなどして、自信をつけてください。

そうして本来「魔術師」の中にある、0から生み出していく力強い意志、勇気をもって、自身に眠るクリエイティブな力を目覚めさせよう。

自分の持ちうる才能、能力、前向きなエネルギーを有効に活用して、

望む未来を創造していきましょう。

自分自身の未来を創造出来るのは、貴方だけなのだから。

*1:ここでは錬金記号を杖の先端とリボンの結び目に記す

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