今年もやりました!太陽回帰図(ソーラーリターン)読み方練習

5月も終盤に近付きつつあるなか、今年もきました。ソーラーリターン。

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太陽回帰図(ソーラーリターン)を読み解き練習 太陽回帰とは、自分の出生図の太陽の位置に、現行の空(トランジット)の太陽が重なる日のこと。太陽回帰図(ソーラーリターン)の読み解き練習を、自分の太陽回帰図を使ってやってみた記事。

太陽回帰図(ソーラーリターン)とは何ぞやということは、↑昨年の記事でちょろっと触れたので省略します。

個人的な見解ですが、ソーラーリターンは、自分の1年の運勢・動向みたいな感じでなので、誰かに出して読んでもらうより、自分で出して自分で積極的に読めたほうが動向もわかりやすいし楽しいと思ってます。
しかもホロスコープの出し方自体が簡単で、あとは読み方次第ではありますが、1年に1回の節目として、ホロスコープを読む良いきっかけになりますし、個人的にまた今年もやろうかと。

今年は違う人の回帰図でやっても良かったのですが、誕生日ってなんとなく1年前を思い出す日なので、結局、今年もなんとなく自分の回帰図をサンプルにやってみたいと思います。(私のN太陽は双子座の4度(数え度数:5度)なので、毎年必ず双子座の同じ度数のホロスコープになりますが;)

目次

2018年ソーラーリターン

ということで、さっそく。

screen capture by AMATERU

ソーラーリターンでは、それぞれやり方があるかもですが、自分のやり方は以下のとおりです。前回と同様に以下の項目をざっくり見ます。

①ASC(アセンダント)のサインとその支配星(ルーラー)の状態
②太陽のハウスとアスペクト
③月の状態(サイン・ハウス・アスペクト)

今回はこれに+してASCの着地点であるMCとネイタルのハウス、あと、せっかくなので前回のソーラーリターンからの流れを読んでみたいと思います。

ポイントはあまり複雑に読まないことを意識。笑

ASCとMC(課題と回収)

まず、①②で全体の課題やテーマをみていきます。

①ASCは、山羊座の19度(数え度数)

19度は、新しい指針が打ち出される度数。「19」という数字は、10の達成に、9という可能性が合わさり、現実面に想像面を加えることによって状況を実際に改善していく数字です。

サビアンシンボル*1を見ると、

「大きな買い物袋を下げた5歳程度の子供」
A child of about five with a huge shopping bag.

という、自分の能力が理想の自分と遠くても、理想や達成目標に向かって、自分を邁進させていくシンボルです。山羊座らしく、目的のあることに対して着々と取り組み、努力しながら解決していく。

なんだか、気合の入った意識高い系の子供のみたいですね。。子供ではありますが、大きな夢や責務を果たすことにより自己成長します。
自分の好きな言葉に「為せば成る。為さねば成らぬ何事も。成らぬは人の為さぬなりけり。」という上杉鷹山の言葉がありますが、想像力を持って、為そうとしたことを実際に成す。という感じなのかな。

これがASCですから、この1年がそういう課題の1年になります。
さらに支配星を見ると、同じく山羊座の12ハウスに来てます。現在土星はルーラーサインにおり、さらにMCとトライン、金星とはオポジションです。

これらのASCの表意を12ハウスで生かすと読んでも良いし、これらはもともとの自分の出生図でみると9ハウスにあたります。なので、自分のこの1年は、このような雰囲気(カラー)のことを9ハウスで開発することが課題とも読めそうです。

さらに、MCは蠍座の10度。サビアンシンボルは

「親睦夕食会」
A fellowship supper.

10度は1~9までで完成させたものを外へプレゼンする度数。蠍座の10度は、例えば、色んな業種の人と職種の壁を壊して能動的に共感してお話することができる、そんなシンボルです。
ASCの試みの結果がMCとすると、出生図ではこのMCは6ハウス。なので、さきほどのASCのテーマを、このサインの6ハウスで回収することになりそうです。

太陽(テーマ)

ソーラーリターンの太陽は積極的に取り組む要素と言われています。
太陽の回帰なので、サインと度数は一緒だけど、出生図の太陽が、今年1年はどのハウスで使われるのかということでみます。なので、今年1年での意識的なテーマみたいな。
自分の場合は、太陽は5ハウス。
1ハウスの山羊座の火星とトライン。5ハウスは自分という価値の放出。遊びとか創造性。火星は限界を超えていく力です。1と5ハウスなので、創造性や遊びなどを通して、自分を積極的に押し出していく感じがあります。

月(雰囲気)

ソーラー(太陽)リターンなので、核はASCと太陽に重きを置き、月は副次的な感じで読んでます。
月は天秤座17度。支配星の金星は6ハウスで、先ほどの土星とオポジション。

天秤座の17度は、過去の対人関係のことについて色々反芻して試行錯誤したり、分析して悩む感じですね。月は自動的な要素で、9ハウスにあるので、現在の9ハウス的なことは今までどおり進みつつ、今年はカラーがこんな感じだから、ますます、考えが深くなりそうです。。笑
しかし、ASCとはスクエアなので、これらの月(普段)の自分と今年の課題との葛藤があるのかも。

ASCが山羊座だし、月の支配星も土星と絡んでるので、今年はなんだか地道、または現実的な感じがします。ASCと月でみる雰囲気だと、やはり見る限り派手さはないかな。

昨年のソーラーリターン振り返りからの流れで今年を考える

せっかくなので今年は昨年のソーラーリターン図の結果の検証もしてみたいと思います。

昨年の太陽回帰図(ソーラーリターン)昨年はどちらかと言うと、右側に天体があり、太陽が8ハウスだったり、ASCも、蠍座の4度で、人との深い関わりがテーマでしたが、具体的な動きとしては、太陽回帰から7ヶ月目と8ヶ月目(太陽回帰図でいうところの7ハウスと8ハウスあたり)に起きたので驚き。
そして、その回収どころ(MC:獅子座9度)は、結局のところ、自分の創作活動によって、創造性として昇華された感があります。笑

ソーラーリターン図のASCは、その年に始めることを表し、活動サインは種まき、前年に引き続くものは固定サイン、応用的な展開をするものは柔軟サインとされています。

今年は、太陽が5ハウスで自己主張しつつも、ASCの9ハウスを6ハウスでより現実的な落とし込みに意識を向ける感じです。
さきほどのASCのセオリーで言うと、今年のASCのサインは山羊座の活動サインなので、種まき的な感じなのかと考察。

今年はソーラーリターンで海王星が2ハウスにあり、木星とトラインで、トランジットとネイタルの2重円でもその2つの天体はアスペクトを形成しているため、ソーラーリターン図含め、その辺の動きもどうなるのか動向に注目しながら検証したいです。

*1:12星座はそれぞれ30度に分割されており、全天は360度のその1度ごとに特別な意味があると考えられている。その1度ごとを詩文で表現した360個のシンボルのこと。1925年、アメリカの占星術家であるマーク・エドモンド・ジョーンズが創った比較的新しい占星技法で、ジョーンズとエリス・フィラーという透視能力のある女性詩人によって実験された。サビアンシンボルは数え度数を使用する。

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