イライラするとき(怒り)の心のパターンまとめ

あなたは、普段どういうときにイライラしますか。または怒りますか。
何故、怒りの感情ってあるのでしょうか。
そもそも、怒りとかイライラって何なんだろう?どこから来てるの?

人が「怒」という感情を持つとき、心の中ではどんな思考パターンが起こっているか、心理学からスピ系まで色んな角度でちょっと考えてみました。笑

ここ最近、占星学の記事が多かったので、今回は久々に心の関連記事です。
というか、自分の備忘録でもある。笑

普段全然イライラなんかしないぜ~✨✨という穏やかな人はこのページは積極的スルーで大丈夫です。笑

目次

人は、何故怒るのか

怒りの感情・イライラとは

人の心の、喜・怒・哀・楽といった感情は、それ単体ではなく、喜×楽や、怒×哀などといった絡み合った複雑なものとして現れたりします。

怒りと哀しみは近い感情でリンクしたりします。
しかし、哀しみは自分の内側に意識が向かう(内的)傾向があるのに比べ、怒りは、外側に向かう(外的)ことが比較的多いです。

 

ここでは、特に、「怒り」に焦点を当てて考えてみたいと思います。
(怒ることとイライラすることは厳密には少しニュアンスが違うかもしれませんが、ここでは説明の上で広義の意味の「怒」として一緒に捉えることとします。)

 

怒り・イライラが起こるとき

まず、怒る・イライラするときの状況を考えてみましょう。

怒る、イライラするときの状況を整理してみました。

  1. 自分の行為に対して(自分が)怒る・イライラする
  2. 人(他者)の行為に対して(自分が)怒る・イライラする
  3. その他(状況や現象など)に対して(自分が)怒る・イライラする

①から順にみていきましょう。

自分の行為に対して

というのは、例えば、自分がしてしまったことに対して不甲斐ないとか後悔における自責の念とか。
または、物を落として割ってしまったり、開けようとしてる瓶の蓋が開かないなどの日常の些細なことでのイライラも含めて、①は自分自身に対して怒ったりイライラするときです。

最初でも触れたように、怒りは外側に向かう傾向が強いので、自分に厳しい人とかでない限り、自分自身の行いに対して怒る行為は少ないかもしれないですが、上記の③で、一見外側の状況に原因があるようにみえるが、自分が行った行為が結果として巡りめぐって自分をイライラさせている場合も含みます。

人(他者)の行為に対して

これはわかりやすいですね。他者から自分にされたこととかに対しての怒りやイライラです。人に何か酷いことをされてたり、我慢してイライラしたり、誰かのせいで…というような場合。

人間社会で人との関わりがあるなかで、怒りの程度こそあれ、通常はこれが比較的多いのではないでしょうか。

その他(状況や現象など)に対して

③は不可効力などの自然現象とか動物に対してとか、①と②以外で考えられる状況ですが、大抵は①と②の派生形です。

  • カラスor犬に捨てたゴミを漁られた
  • 災害の影響でものすごい待たされた
  • 急いでいるのに電車が遅れた
  • 探している物がどうしてもみつからない
  • わけもなくイライラする

など、最後と動物・災害以外は、よくよく状況をみると、人が関わっています。

最後の、わけもなく(原因が不明)イライラする場合についてはホルモンバランス自律神経が乱れているのが原因かもしれません。

例えば、月経がある女性は男性に比べて、女性ホルモンのバランスの崩れによって体調の変化などが多いので、生理のときや生理前などは、イライラしやすかったり気分や感情に大きく作用するとよく言われています。

自律神経の乱れは、脳内物質が正常なバランスで分泌されてない場合に起き、程度によっては病名で診断されることもあるので、ここが原因の場合は医療機関での対処が必要になってきます。

 

ここでは、怒りのパターンとして最も多いと思われる②について、
心理学的観点とスピリチュアル(悟り)的観点からそれぞれまとめてみます。

心理学的知見

すごく嫌いな人とか、嫌な人、苦手な人がいた場合。

心理学にいうと、「投影」ということも考えられます。
心理学における「投影」とは、自分の中にある資質(意識・無意識関わらず)を、外の人に映す(帰属させる)心の働きのことです。

良い面の投影もありますが、悪い面を投影は、通常、無意識によくされます。
例えば、自分の中でどうしても認めたくない部分が無意識にあり、それを認めたくない・否定したい部分を、自分の外の相手に投影することによって、自分の身を守っている行為です。

つまり、相手とは、自分を見せる鏡ということなのです。

占星学を絡めると、7ハウスは他者のハウスと呼ばれていますが、1ハウスと7ハウスは正反対にあるハウスで、反対にあることで、自分を見せてくれるハウスなのです。

でも、例えば、超・真面目な人が、超・不真面目な人に対して何か腹が立つことがあった場合、

「自分に不真面目な部分なんてなけど?!てか、真面目だからそうじゃない人に対して腹が立つのに、自分のなかにあるわけないじゃん!!」

となるかもしれません。その意見はよくわかります。

しかし、この投影という観点からみると、それは、自分の中にある不真面目な要素を排除するために、無意識に全て外のものに投影してるということになります。
自分で気づけていない部分なのです。

実際、この人は本当に真面目なんだろうと思います。
だけど、真面目って、そもそも不真面目がないと成立しないというのが、話の本筋なんですが、

この辺のことは今までの悟り系の記事で何度も触れてきたことに関連してくるので、ここで、いつものスピ系的考察に移っていきたいと思います。

あわせて読みたい
スピ系の矛盾と悩みの正体 引き寄せやスピ系本によくある矛盾と疑問・悩みの正体についての考察記事です。

スピリチュアル(悟り)的知見

その前に、このブログでよく扱う「悟り」の言葉の意味を簡単にいうと、自我を真に見破ることを指します。

誰かを非難したいとき、怒ったとき、イライラしたとき、
そこにあるのは自我です。

自我は生まれつき誰にでもある生存本能のようなものなので、非常に傷つきやすいため自分を大事に守っています。

相手に対して腹が立つとき、理由は色々あれど、自我が「自分(自分と同化しているもの)を蔑ろにされた」と認識します。

自分と同化しているものというのは、(自分の)物や、(自分の)時間、(自分の)価値観なども含みます。
また、自分本人ではなくても、(自分の)家族、(自分の)恋人、(自分の)友達、(自分の)ペットでもありです。

そこの、自我が反応する判断基準は、これまで生まれてから今まで培ってきた自分のなかの観念や認識・常識のようなものから生まれています。

つまり、その自分のなかの常識を覆されたり、それに反したことをされたりしたとき、自我が反応します。

先ほどの心理学における投影も、自我の作用です。自分を守っているのがそれです。

どんな観念を持っているかは、自分で意識しているものもあればいないものもあります。

例えば、

「〇〇だったら、▲▲について、責任を持たなくてはならない」

〇や▲は「大人」「男」「女」「上司」「仕事」「家事」「育児」「家庭」とか、何でもいいですが、

そういう観念を持っていたとして、
この観念を相手に期待して裏切られたとき、反応します。

出来事に対して反応するということは、自分がどういった観念・認識を持っているかがわかります。

引き寄せ(LOA)的知見

LOA*1的にいうと、引き寄せというものは、例のあの領域(このブログのスピ系考察記事で散々書いてるやつ)のアクセスするための実践的な手段なので、同じように解釈することができます。

物事は、ただ、ただ、起きている。

一見マイナスと思われることも、プラスと思われることも、プラスマイナスは自我が判断していることであって、本来はニュートラルなことが起きているとすれば、自分の意識(認識)1つで、物事のマイナス面を多くみたり、プラス面を多くみたりする、つまり、自分の意識のもっていきかたで、「イライラすること」をみるのが少なくなってくる。
そして、それが結果的に例の領域へのアクセスに繋がるので、そういった意味で「引き寄せ」ている。
これが自分の世界は自分が作っていると言われる所以。と解釈してます。

自我は、悩みやストレスを生みだす機能不全の大元のようなものなので、こいつの仕組みや存在を知っておくことで、怒りやイライラと直面したときに、

そんなのがいるんだなー。とか、自我が正常に機能してるなーくらいになるのがいいのではないかと思います。

イライラ(怒り)の対処方法

じゃぁまぁ仕組みはわかったけど、実際にイライラしたとき、その気持ちをどう対処するかまでを、最後に自分なりにまとめようと書いていたんですけど、また例に漏れずアホみたいに文章が長くなったので、記事わけました(いつもこれだよ…)笑

てなわけで、次回に続きます;

*1:Law of Attraction(引き寄せの法則)の略

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